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ジョナサン・アイブはAIの情報過多を整理してくれるか|2024年9月22日(日)

元Appleのジョニー・アイブ、OpenAIサム・アルトマンとのAIデバイス開発を認める。年内に10億ドル規模の調達も |TechnoEdge
https://www.techno-edge.net/article/2024/09/22/3704.html

和食は引き算の料理であるそうだ。多くの素材によって味を足していくのではなく、一つの食材が持っている本来のうま味を引き出すために、雑味を除く。余分なものを削ぎ落とし、本質を際立たせる。

元Appleの最高デザイン責任者ジョナサン・アイブ氏が、OpenAIのサム・アルトマン氏と共に「AIデバイス」の開発に取り組んでいるようだ。
アイブ氏はiMacやiPhone、iPadなど、革新的な製品のデザインを手掛けてきた。2019年にはAppleを離れ、LoveFromというデザインスタジオを設立した。スタッフは10名ほどでApple時代のデザイナーも含まれており、年内には10億ドル規模の資金調達も視野に入れているという。

技術の進歩は便利さをもたらすが、その一方で人間らしさを奪う危険性もはらむ。必要以上の情報や機能に溢れた世界で、真に求められるのはシンプルさかもしれない。
開発されているAIデバイスがどのように生活様式を変えていくのか。
情報の積み上がる足し算の現代に、シンプルな答えを出してくれること期待している。


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